季節ごとのダニ対策

3 秋のダニ対策

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  • 洗濯
住まいとダニ

夏が終わり秋を迎えると気温が下がり、秋冬用の掛け布団や毛布を使い始めます。しかし涼しくなり押し入れから取り出した秋冬用の寝具、夏の間、押入れなどで保管中に布団内部でダニが増えていることも!押入れから取り出した寝具をそのまま使い始めることは、避けたいものです。

押入れに収納された布団に潜むダニ

布団を収納する押入れやクローゼットなどは、湿気がたまりやすい場所です。夏の間、湿度の高い押入れに保管されていた秋冬用の布団や毛布などの寝具類は、押入れの中の湿気を吸い、湿度の高い状態になりがちです。そのため、湿度の高い押入れで保管された布団では、ダニが増えていることがあります。

洗濯をせずに収納された布団では

冬に使用し、洗濯をしないまま押入れなどに収納した布団や毛布には、人のフケや垢などのホコリが多く付着していることがあります。この人のフケや垢は、ダニの餌になるものです。ダニの餌となるホコリが付着した寝具を湿度の高い押入れに収納した場合、その布団にダニがいれば、保管している間に布団の中で繁殖していくことが考えられます。

住まいとダニ

ダニが増えた布団をそのまま使うと

ダニが増えた布団では、ダニの糞(ふん)や死骸などの小さなホコリも増えていることが考えられます。ダニの糞(ふん)や死骸は、ダニよりもさらに小さなホコリです。 布団の上げ下ろしやベッドメイクなどの際に、空中に舞い上がりやすく、お部屋の中に広がっていくことが考えられます。

使い始める前にお手入れを!

寒くなり、押入れから取り出した布団や毛布をそのまま使うことは、ダニやその糞や死骸が増えている状態で使うことになるかもしれません。涼しくなる秋を迎える前に、あらかじめダニを減らすお手入れを行っておきたいものです。家庭では洗いにくい掛け布団や厚みのある毛布も、コインランドリーなら手軽に丸洗いや乾燥ができます*

*:丸洗いや乾燥が行えない寝具もあります。製品縫い付けのタグ等で、洗濯や乾燥の条件を確認してください。布団の種類や状態、洗濯や乾燥機の処理条件により効果は変わることがあります。

予めの準備を

夏の終わりの涼しくなる前に、あらかじめ洗濯や乾燥をし、秋や冬の使用開始に備えます。 洗濯や乾燥処理後に使用するまでしばらく布団を保管する際には、チャック付きの布団袋などに入れ密封しておくと、 湿気を吸うことなく保管ができます(圧縮は行う必要はありません)。

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